東田直樹オフィシャルウェブサイト 自閉症の僕が跳びはねる理由


スクリーンリーダーをお使いの方へ

このサイトはシングルぺージで構成されており、ポップアップなどはありません。最初に作家ひがしだなおき本人からのメッセージがあり、後半には主な著作それぞれについての紹介が続きます。


はじめに

僕は、自閉症です。
そして、作家という仕事をやっています。

僕にとって文章を書くことは、

息をするのと同じくらい自然なことです。

それは、なぜだと思われますか?


直樹からのメッセージ

僕にとって、作品を書くということは、思いを届けることです。

人は自分の心の中を、誰かに見せずにはいられない動物ではないかという気がします。

言葉をあやつり、人の気持ちまでも知ろうとする。悲しみも寂しさも、生きるために必要なものだと受け入れ、今日のことより明日のことを心配するのが人間です。

自分の気持ちを言葉で表現できさえすれば、悩みが全て解決するわけではないでしょう。誤解されたり、批判されたりすることもあると思います。

それでも、やはり僕は、伝えたいのです。自分が何を感じ、考えているのかを。

自閉症という障害について、多くの人が誤解しています。

僕が重度の自閉症ということに、疑問を持っている方もいるかもしれません。

僕が自閉症者だから、自分の本を読んでもらいたいのではありません。人の価値観は、さまざまであることを、作家のひとりとして、多くの人に知ってもらいたいと、僕は願っています。

文章とは、言葉を組み合わせるパズルです。何を伝えたいのかがわかれば、単語というピースを集めることができます。僕は、その中から、一番ぴったり合う形を選び、並べていくという作業を頭の中で行っているのです。

美しく構成された文章には、無駄がありません。ずっと昔から、そこにある古い建物のように、あたりまえの風景として、人の心に残るのではないでしょうか。

僕の書いた文章を読んで、いろいろな想像をしていただけると嬉しいです

一人の人間ができる経験には、限りがあります。けれども、作品を読むことで、他の人の人生まで生きることができるのです。

苦しんでいる人の力になるには、ふたつの方法があるのではないでしょうか。ひとつは、物質的な援助をすること、もうひとつは精神的な支えになることです。

人は、言葉に傷つき、言葉に救われます。

まるで、それが自分の身に起きたかのように、読者に錯覚を起こさせる、それが作家だと思います。

どんなに立派な人にも、貧しい人にも寿命があります。

本を読んでいる間、新しい発見をしたり、主人公と共に人生を旅したりする中で、人は、自分が置かれている状況や目標を、見つめ直すのではないでしょうか。

作品の中の主人公もまた、生きています。

そんな主人公と自分を重ね合わせながら、人が生きる意味について、僕は考えていきたいです。

僕の作品が、あなたの記憶に残れば、僕は幸せです。


著書の紹介



お仕事に関するお問い合わせ

お問い合わせフォームへのリンクをお送りするため、メールアドレスの確認を行います。

次のテキストボックスにメールアドレスを記入し、送信してください。