意見の言えない人の意見
2019-07-28
エッセイ
意見を言わない人が、どう思っているのかは、その人にしかわかりません。
何も言わない人が自分の味方だと思いたいのは、なぜでしょう。
何でも都合よく解釈しようとする人がいます。
自分は間違っていないということを主張するために、
意見を言わない人の意見まで代弁するのは、問題があると思います。
自分の意見が受け入れられないと知った時、その現実を認められない気持ちになることは、誰にでもあるでしょう。
それは仕方のないことです。
だからと言って、自分の想像までも現実に起きていることのように認識することは、間違っているのではないでしょうか。
つい自分を守るために、相手のことを都合よく解釈してしまうこと、私にもあります。
後で気がついて、またやってしまったと後悔します。
相手の思いと自分の思いは、同じだったり、違ったり…、それぞれなんですよね。
現実を認められないときは、それを自分で受け止めたいです。
名無しさんへ
自分を守るというのは人間の本能だと思うので、仕方がないことなのかもしれません。
東田直樹
追伸
言葉を話せたら
意見を自由に言えるって
訳じゃないよね
世間とかしがらみとかさ
やっぱり人の目が気になる
だから
意見を言うってことは
覚悟と責任を
持たなければいけない
傷つくのは嫌だよ
誰だって怖いよ
大体の人が
意見を言わない方が
楽だよって思う
当たり前
言葉を話せても
そんなものだよ
だから
君はすごいと思う
匿名さんへ
意見を言いたくても言えない人は、たくさんいるのかもしれません。
東田直樹
自分の気持ちって難しいよね
伝えても
伝わるとは限らない
でも
伝えてみないと
伝わらない
僕はお喋りだからさ
君の苦しみを
半分も分かってあげられない
だけど
君が君のために
仲間のために
悔しい思いをしてる
それは伝わってきた
ちゃんと
怒ることのできない人達のために
これからも
世の中へ怒りを発信してほしい
僕はそう思う
匿名さんへ
伝えるということというのは難しいですが、伝わった時の喜びは大きいと思います。
東田直樹
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