歩いている人
2019-11-05
エッセイ
さっそうと歩いている人は素敵です。
でも僕は、よぼよぼと歩いている人も素敵だなと思うのです。
僕もいずれ、年を取って歩くこともままならなくなるでしょう。
そんな時、僕の脳裏に浮かぶのは、さっそうと歩いていた人ではなく、
よぼよぼと歩いていた人だと思います。
「あの人も頑張っていた」
名前も知らない人に励まされる。
それは、人ゆえの感情でしょう。
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本日のnote記事 空を見上げる
どうぞ、よろしくお願いします。
最近、東田さんの文庫本を2冊、続けて読みました。深い洞察からの言葉に励まされました。92歳の母が居る介護施設では、皆さん、リハビリ体操を頑張っています。しかし確実に老化は進み、足が上がらなくなっていくのを見ると、胸が詰まる思いでした。でも東田さんのこのエッセイの言葉はさすがです。
50年後も上を向いてさっそうと歩いている自分でありたいと思います。年を取ってもよぼよぼ爺さんになるのではなく、まだまだ頑張れる夢追い人になれたらいいなと思います。
ありがとうございます。私は足が悪い為歩く姿がとても気になっていました。でも、今日の東田さんのブログを拝見して気にするのをやめることにします。
初めまして。
何とすてきな言葉でしょう。
私は、近い先によぼよぼと歩く自分の姿が思い描ける年齢になっています。
その時に「まだこうして歩ける」と、秋の高い空を見上げられる自分でいられるような、そんな勇気を貰ったように思えます。
言葉って大きな力があるんですね。
ありがとう。
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