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何回言ったらわかるの?
エッセイ

 

「何回言ったらわかるの?」と注意する人がいます。

注意されている人は、たとえば「10回」と答えて、

10回言ってもわからなければ、ますます怒られるに違いありません。

僕は「何回言ったらわかるの?」と最初に叱られたとき、

とても驚いたことを覚えています。

なぜなら、同じことを何回か言えば、

わかるようになる人がいるなんて思ってもいなかったからです。

僕には「わかる」か、「わからない」かの2択しかありませんでした。

人は説得力を持たせるために数字を使うことがあります。

こんな風に注意する人は、

(これだけ何回も言っているのに、どうしてわからないのだろう)

ということを相手に言いたいのだと思いますが、

『何回』と言われたとたん、数字が頭に浮かんできて、

その後の言葉が入ってこないのです。

そういう訳で、「何回言ったらわかるの?」と

いう言葉は、叱る際には、あまり効果的な言葉ではないような気がするのです。

 

※Twitterでつぶやいています。

■東田直樹Twitter

英語のTwitterもスタートしています。

■東田直樹英語Twitter

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コメント
  • 1:名前:Sum : 2023/07/28(金)

    地球が決めた価値観を押し付けて来られるのはびっくりですよね🫢
    何回ではなく、わからないものは分からないものがあることを皆が理解する必要がありますね!

  • 2:名前:カノン : 2022/10/19(水)

    大体 1〜2回言えば 教えれば 理解出来ること…🍀と思える事を5回、6回…言っても 話しても理解して 行動してくれないと
    危険な目に遭うかも知れない時など…。
    例えば 信号は黄色だから 横断歩道に飛び出してはいけませんよ…とか。手や指を洗ってから薬を飲んだり食事🍽しなさい…ウィルス感染するから…とか。  何度も同じ事を注意しても理解してくれないと悲しさを通り越して😠怒りに変わってたり…それで
    『何度!同じこと話したら理解してくれるの!』と 言ってしまうことが多いのではないでしょうか。  こんな場合 シーンでは
    相手(直樹さん)の事を大変 心配して言っているのです。 海の⛱ビーチやスーパーの中で子供の姿が見えなくなった‼︎ 親は心配のあまり子供が🚙に引かれてるんじゃないか⁈海で溺れているんじゃないか⁈と不安と子供を失うかも知れない…という恐れと悲しみなどを通り越している…そこへ子供が歩いて来ると、安心して『(何処行ってたの‼︎近くに居なさいって)何時言ったら判るの‼︎』という言葉が口から出てしまうのは、親であれば…家族であれば、何処の家でもよくある事シーンなのです。叱られている!と思うよりは愛されている💕と思った方が良いでしょう

    直樹さんの文章の最後の方に
    『何回』と言われたとたん 数字が頭に浮かんできて その後の言葉が入ってこないんです そういう訳で…何回言ったらわかるの というのは 叱る時には あまり効果的な言葉ではないような気がするのです』と有り⁈

    では数字を入れないで言う『他に効果的な言葉、方法があるという事なのだな✨🍀😊
    なんていう言葉を使えば良いのだろう…?
    数字が頭に浮かんできてしまう事の無い解りやすい言い方…って どんな風に言えば良いのだろう💖  
    『沢山言ったよね』とか『いっぱい注意したよね』とか…数字を入れなければ良いのかな〜?と、思い付くのはこれくらいで…😥
    少なくて…。直樹さんはどんな風に言って欲しいですか、教えて頂けますか😊🌷

  • 3:名前:hiro : 2022/10/13(木)

    そうかもですね
    つい言ってしまいますよね
    気をつけよう

  • 4:名前:酒井マコ : 2022/10/13(木)

    東田さんの、Twitterや、ブログを読むと、次男のことや、その他の人のことも、考えさせられます。
    何でも、自分を基準に、人を理解しようすることが、そもそも、違うと気付きました。

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