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選択
エッセイ

 

会話の出来ない障害者が何かを選択する際、本人に選択させることが大事だと

言われています。

それは、そうかもしれませんが、選んだものが本人の一番の意思とは、

言い切れないような気がします。

会話が出来ない障害者だって、状況によっては遠慮することもあるし、

周りの人に気も遣います。

その時の気分で、たまたま選ぶことだってあります。

何にでも言えることだと思いますが、この人はこうだと、

とらわれ過ぎないことが、大事ではないでしょうか。

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コメント
  • 1:名前:みどり : 2019/05/03(金)

    始めまして。
    重症心身障害児の施設で働いています。
    発語のない女の子に質問して、手を上げることで答えを選択してもらっていました。
    しかし最近、手を上げることが少なくなり、病気が悪化しているのではと思っていましたが、上のエッセイを見て、自分の答えが選択肢に無かったとか、遠慮して選ばないとか逆に成長したのではと気付かされました。
    ありがとうございます。

    • 2:名前:higashida : 2019/05/03(金)

      みどりさんへ

      お役に立てたなら、良かったです。
      視点を変えることで、広がる可能性もあるのかもしれません。

      東田直樹

  • 3:名前:k.sato : 2019/04/29(月)

    そのとおりですね、
    人間はどんな人であれ、今をいきいきワクワクして生きることが大切だと改めて気づいています。
    直樹さんからたくさんの気づきを戴いています。
    ありがとうございます。

    • 4:名前:higashida : 2019/04/29(月)

      k.satoさんへ

      気づきとは、気づかない人にはわかりません。
      気づいた人の意見を聞いて、そうかと思う人も気づいた人です。

      東田直樹

  • 5:名前:新藤 : 2019/04/29(月)

    東田さん、初めまして。
    私は今中学生で、東田さんの文章に惹かれ、自分の意志で自分の発達障害の本を出すことにしました。
    周りや家族に遠慮してばかりだった私の、勇気を引き出してくれた東田さんに、心から感謝しています。
    ありがとうございます。

    • 6:名前:higashida : 2019/04/29(月)

      新藤さんへ

      自分の思いを本にするのは、大変な作業です。
      けれど、もっと大変なのは、本を出版してからです。
      本が商品だからだと思います。
      何を言われても、負けない強さを持って頑張ってください。

      東田直樹

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